代表の物語

はじめまして

えこにわ代表 Misatoです。
私の物語をお伝えします。

300人と一緒にごみを拾った私が、どん底からHappyを見つけるまで

居心地が悪かった幼少期・学生時代

新しいものよりも古く受け継がれてきたものが好きな幼少期。役割を決めつけられたくなくて「弟の面倒をみて」と言われても、「私のことお姉ちゃんって呼ばないで」と好きなことをしていた子どもでした。

お姉ちゃんだから…って、役割を決めつけられるのはイヤだな~

学生時代の頃には、世の中が大量生産、大量消費へと急速に向かっていきました。便利さを追い求めて、携帯電話も車も、一人1台。ファストフードで簡単に済ませられる食事に、物や洋服が詰まったクローゼット。買い物を楽しんで、不要な物がたくさん出ても、捨てる先のことまで思いを巡らせる人はいない。そんな世の中に居心地の悪さを感じていました。

今だけ、金だけ、自分だけ…。そんな社会だったら先がないよ。
このままでいいのかな?

卒業後は、建築の道へ

地球に優しい暮らしへの関心から、大学では環境工学を専攻し、エネルギー問題、建物の空気環境、熱環境、上下水道、廃棄物などについて学びました。卒業後は北海道から九州へと移住して、空調メーカーや飲食チェーン店で設備の設計に従事しました。そのうち、環境に配慮した家をつくる建築家になりたいと志すようになりました。

働きながら夜の学校に通って一級建築士を、第1子の育児休業中にエネルギー管理士を取得しました。

仕事と子育ての苦戦、心身不調での退職

地元・北海道に戻り、仕事と子育ての両立が上手くできず、心身不調におちいり、やりがいだった建築の仕事を辞めることになりました。

良い母でなければ… ちゃんと働かないと…

障がい児を授かり、どん底の状態

授かった3人目の子には障がいがありました。長期入院と心臓の手術、家庭でも鼻から胃にチューブで栄養を送る医療ケアが必要でした。ベビーベッドの横で、ミルクが管をポタポタと落ちるのを、何時間も眺めました。

障がいがあると不幸。人に迷惑をかけてはいけない。

先のないトンネルに入り込んで、キャリアも失われたように感じ、辛い時期でした。

初めて出したSOSで、一人ではないと気づく

上の兄弟の心も荒れて、日常生活をこなすのも限界の状態でした。
ある時、高熱を出して、昼間の明るい自宅の部屋で横になりました。すると水たまりができるほどの涙が流れてきました。

自分だけで抱え込んでいたら、この子達を育てるのは無理だ。

始めて人に助けを求め、子育て支援団体に兄弟の送迎をお願いしました。その時に「あなたは大丈夫。SOSを出すことができるのはすごいことだよ」と声をかけて頂いたことが忘れられません。
今は助けてもらうばかりだけど、いずれ自分もだれかを支えることができるかもしれない、と灯りがともった思いでした。

ただ一つ続けられたこと・・・それはごみ拾い

そんな中で続けることができたのは、ごみ拾いでした。子ども達にきれいな海をプレゼントしたい思いで、2020年から300名を超える方と一緒にごみを拾いました。環境問題の学習会を開き、6回で延べ175名の方が参加されました。

虹のように色んな個性を持った人たちが、お互いを認め合う。そう願うたくさんの方と出会いました。
そのご縁で、働く人が出資をして経営にも関わる労働者協同組合に加わることとなり、住んでいる地域の子育て支援に携わっています。

えこにわの発足

2024年3月に『えこにわ』を発足しました。「えこ」と「えにわ」がくっついたら芽が出た!みんなの力で人に・生き物に・地球に優しい社会をつくりたい、という思いを形にして活動を続けています。


北海道恵庭市の環境展や広報紙で、暮らしの中でできるエコな取り組みについて伝え、2024年度は「まちづくりチャレンジ協働事業」の助成を受けてゼロカーボンアクションの普及啓発を行っています。

ともに生きる社会へのシフトチェンジ

ものを持つ豊かさや、便利さを追い求める現代生活。
私たちはここから、たった一つの地球で小さな命がともに生きる社会へと、少しずつでもシフトチェンジしていくことはできるでしょうか。

多くの自治体で、脱炭素社会の実現に向けて、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指しています。恵庭市では2022年に「ゼロカーボンシティ」の実現を目指すことを宣言しました。

脱炭素、温室効果ガス、二酸化炭素排出量…。このような言葉や数値を目にしても、個人や団体規模で何をしたら良いのか、わかりにくい実状があります。

国とか市が考えてやってくれるんでしょ?

大きな企業が技術を進めてくれるから、待っていればいいじゃない。


と、大きな力を持つ何者かについつい頼りたくなったり、日々やらなければいけない生活のあれこれや業務を優先させてしまいます。

私にできることを続けましょう

「無理だ」「無力だ」そう感じたときにも、私たち一人一人にできることはあります。

  • 知る 
    自分で調べたり、仲間と一緒に学んでみる。
  • 見つける
    日常で、苦に思うことなくできていることを見つける。
  • 続ける
    今できていることを、意識的に続けてみる。
  • 伝える
    日常で続けていることが、あなたの強みです。続けていて気付いたことを人に伝える。


その輪が、ひとり、またひとり増えて、例えば300人を超えた時に見渡してみると…。自分の周りに、差別や分断のない人とのつながりが生まれていることに気づくはずです。

自分の周りに広がる、ともに生きる社会。
Happyは、今ここにありますよ^^

『みんなで海に虹をかけよう!北海道ごみ拾いアクション』
2024年4月21日 札幌大通公園にて
主催:労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 北海道事業本部

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  • 人に・生き物に・地球に優しい暮らしをしたい。
  • 日々の生活や仕事の中に取り入れたい。


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