大人も子どもも自由研究!『夏休み親子ワークショップ』2024.8.2開催しました

子供にもリサイクル、ごみ、海の大切さを身近に感じてほしいな。

ごみ問題に興味があって。
リサイコロをやってみたいな。

よっちゃんのワークショップにワクワク♪
ペープサートを作ってみたい!

2024年8月2日(月)13:30-15:30の『夏休み親子ワークショップ』には、こんな思いを持つ参加者がいらっしゃいました。

目次

イベント概要

夏休み親子ワークショップ
すごろくでペットボトルのゆくえを学ぼう!
ペープサートを作って海の生き物の気持ちになってみよう!

8月2日(金)13:30-15:30

会場:えにあす 2階議室8(恵庭市緑町2丁目1-1)
料金:300円(未就学児は無料)
定員:25人(事前申込制 先着順)
対象:どなたでも
(小学生のみの参加も可・未就学児は保護者同伴)

市内各所、メディア、SNSにて告知しました

恵庭市、恵庭市教育委員会の後援を頂き、市役所と市内会館、市内6小学校、図書館、スーパーにポスターを掲示しました。10日前には、市の職員さんとラジオ番組内でPR、広報課にプレスリリースを提出し各新聞社に情報提供をしました。
スタッフも、SNSをシェアする等して、それぞれのお知り合いにお声がけをしてくれました。

スタッフ9名で準備を進めてきました。

スタッフは、恵庭市廃棄物管理課の職員3名、読み聞かせよっちゃん、カメラマンSATOさん、えこにわ4名、の合計9名。
住む場所、働く時間、そして活動も様々なメンバーです。楽しく学べる時間になるよう、ワクワクしながら準備を進めてきました。

他にも多くの方からのお力添えをいただきました。

このワークショップのチラシは、参加者の一人が作って下さったものです。また、打合せを重ねてきた市の担当職員さんは、当日欠席されましたが、ラジオ出演の同席や、学童保育への告知、学校へのポスター掲示など手を尽くしてくださいました。今回不参加のメンバーも、学生ボランティアへのお声かけをしてくれました。

参加者は24名。大人8名、小学生9名、幼児7名でした。

3歳~10歳の子ども達が、保護者と一緒に参加してくれました。
えこにわのホームページ、インスタグラムで案内を見た方、生活情報誌ちゃんとで案内を見た方、一番多かったのは、主催者や知人からお誘いを受けた方でした。

見学の方も3名

参加者の他に、「素晴らしい取り組みだと思ったので、見学させて下さい。」と、恵庭市の議員さん、元議員さんとそのお友達が来て下さいました。

イベントの様子

すごろくでペットボトルのゆくえを学ぼう!

恵庭市のペットボトルのリサイクルは「ボトル to ボトル」

恵庭市廃棄物管理課の職員さんが、資源としてのペットボトルの出し方、恵庭市でのペットボトルの処理についてお話くださいました。

恵庭市リサイクルセンターで四角い固まり状に処理されたペットボトルは、神奈川の工場に運ばれ、ペットボトルへとリサイクルされるそうです。これを「ボトル to ボトル」といいます。

リサイクルセンターでは、機械でごみ袋を破いて取り除き、その後手作業でペットボトルを選別し、ベールと呼ばれる固まりへと処理しています。

すごろく「リサイコロ」

真ん中のテーブルに集まって、職員さんがサイコロを振り、駒のペットボトルを動かすデモを見せてくれました。

1人3本のペットボトル駒を順に動かして、止まったマス目によって、リサイクルされるのか、海外へ輸出されるのか、ごみになってしまうのかは運次第!
全員ゴール時に、ペットボトルのゆくえに応じた点数を合計し、チーム対抗で遊びます。

小さなお子さんには少し難しいかな?と心配していましたが、各テーブルのスタッフと保護者も一緒に参加し、チーム対抗戦で盛り上がりました。

優勝は25ポイントを獲得したDチーム! Dチームのみなさんには、海で拾った石やハーブティー、シールブック、ステッカーなどの景品を贈りました。

ペープサートを作って海の生き物の気持ちになってみよう!

絵本読み聞かせ

すごろくで頭を使って休憩した後は、絵本の時間です。
『わたしのうみべ(長 新太)』を、ゆったりと面白おかしく読み聞かせをしてくださり、海辺に出かけたような気分に切り替わりました。

海洋ごみが、海の生き物に与える影響についても、よっちゃんがお話をしてくれました。

タコ

エサといっしょに小さくなったプラスチックごみを食べてしまうよ。海にしずんだプラスチック容器や缶とかを、貝がらのかわりに家にしたりするけど、あぶない成分がふくまれている時もあるからこわいな。

プラごみをまちがって食べてしまう他にも、漁をするときの網などが覆いかぶさったり、絡まったりすることも、生き物へ被害が大きいようです。


参考図書『海洋プレスチック汚染』

海の生き物ぬり絵とペープサート作り

ぬり絵は13種類の海の生き物です。えこにわスタッフのAiさんが下絵のデザインをしてくれました。
好きな生き物を選び、子どもも大人も、スタッフもクレヨンで思い思いに色づけしていきます。

ぬり絵は生きものたちの「うれしい顔」「かなしい顔」の2面です。持ち手の棒をガムテープで貼り付けて、ぬり絵の両面をのりで貼り合わせたら、ペープサートが完成しました!撮影セットの前で、実際に動かしてみます。

オリジナルムービー撮影

青い空と海を背景に、4つのグループが順にペープサートを持って登場。
カメラが回ると、はずかしくてモジモジしていた子ども達。撮影タイムがおわり、自由時間になると、飛び跳ねたり、叫んだり、物語を作ったり、楽しそうに過ごしてくれました。

完成したオリジナルムービーはこちらです!

参加者のみなさんと作りあげたペープサートをひとつの物語にした、オリジナルムービーです

参加者の声

参加頂いた保護者8名のうち、7名がアンケートに答えてくださり、全員から「満足」の声を頂きました。

  • すごろく、ペープサート作り、動画など色々な内容に参加する形で、子供と楽しく学べました
  • 小さい子どもにもとてもわかりやすく、体験しながら学ぶことができて良かったです。
  • 海の生き物の気持ちになれて楽しかった
  • リサイコロは大人も楽しめました。海の生き物ムービーは子供がとても楽しかったようでした。
  • 時間があっという間に過ぎました。楽しかったです。
  • すごろくがチーム対抗で盛り上がった。ペープサート作りやムービーで子どもたちも楽しんでできた。

読者さんからの感想

このイベントを報告したお仲間が、次のような感想を寄せてくださいました。

Mさん

ワークショップの内容が濃いですね!さまざまな立場のスタッフとの調整、どのように取り組んだのかお聞きしたいです。どうやって告知していったのでしょう?ペープサートの表と裏で表情が変わるのが、面白いなと思いました!

Yサンタ

恵庭市はペットボトルが水平リサイクルされているんですね。
みんなとても楽しそうで読んでいて幸せでした。

まとめ

子どもも、大人も、スタッフも一緒になって楽しめたワークショップでした。

イベント後のスタッフミーティングでは、「リサイコロを楽しんでもらえた」「もう1回やりたかった」「子どもの自由な発想に任せて良いんだと思った」「時間内に終わることができた」など、前向きな意見を出して締めくくりました。

参加者から、「ごみ関連施設の見学会」や「ごみ拾い」「親子ワークショップ」など、次回のイベントへの要望も集めることができ、今後の企画に行かしていきたいと思います。

みんなで海に虹をかけよう!
おー!!


撮影の最後にみんなで言ったセリフが本当に実現しそうな、希望を感じたイベントになりました。

今すぐ読んでみたい方はこちら↓

 

えこにわ通信

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