令和7年度から北海道地球温暖化防止活動推進員となり、2025年9月30日に初めて派遣活動を行いました。
アップサイクル工作教室を開催
札幌あいの里高等支援学校様より北海道経済部ゼロカーボン推進局へ工作指導の依頼があり、今回お声がけを頂きました。

10月18日開催予定の学校祭「第2回あいcircle」に、ゼロカーボンのテーマでブースを出店する生徒さんに向けて、本来ならゴミになるものを甦らせるアップサイクル工作を指導しました。

ペットボトルキャップを再利用したしおり作り
私たち市民団体えこにわが活動する恵庭市で、小学生向けにペットボトルキャップの工作を行う方がいて、夏休みに実施されていた事を見聞きし、作り方やコツを教えて頂きました。教わったことを生徒さん達に伝え、一緒に工作を行いました。
材料
- 裁断したペットボトルキャップ(事前に先生が準備)
※キャップ2個で直径5センチほどのシートになります
※5ミリ位にカットします
※キャップの側面部を使用します(平面部は厚みがあり溶けにくいため)
※歯がギザギザになったハサミが必要です - クッキングシート
- アイロン
- アイロン台になるもの
※硬くて平らな台 100円ショップで売っているMDF板など - パンチ
- デコレーション素材(シール、しおり用のヒモなど)


作り方
- ペットボトルキャップ4個分をクッキングシートに並べて挟みます(写真2枚目)
- アイロンで溶かしてシート状にします。※アイロンや作品が高温となり、火傷に注意 ※匂いが出ます
- クッキングシートの上に本など重しを乗せて波打つのを防ぎ、粗熱が取れるまで冷まします。
- パンチで穴を開け、ヒモなどを通し、シールなどでデコレーションをして、しおりの完成!



生徒さんの作品公開!
同じ材料を使って、生徒さんの個性豊かなオリジナルしおりが完成しました!





生徒さんからの声
2年生の生徒さん7名、先生4名が参加されました。生徒さんからは
- はじめてアイロンを使った
- 溶かすところが楽しかった
- 並べるところが楽しかった
このような感想をいただきました。
今回、生徒さんのお一人が、学校祭のブースで地域の方に工作を教えたい、広めたい!という要望が、この工作教室を派遣依頼するきっかけとなったそうです。
手を動かす作業だったため、生徒さん達は集中して取り組んでいました。アイロンと溶かしたペットボトルキャップがかなりの高温になるため、本番のブースでも、火傷には細心の注意が必要になることを伝えました。
おわりに
生徒さん発信のゼロカーボンを「伝えたい」「広めたい!」という思いを実現する一助となれることを嬉しく思います。
10月18日の本番まで、ポスター作りや材料準備など、協力し合い進めるそうです。
えこにわ代表Misatoも、障害のある子を育てていることから、少し先の娘の高校生活を思い描く機会にもなりました。
少し先と思っていても、あっという間にその時は来るのでしょうね。
あいcircle、当日には、娘も連れて私も札幌あいの里高等支援学校を訪問する予定です。
このような機会を頂き感謝しています!