・海にはごみがいっぱいだと聞くけれど、実際はどうなんだろう?
・海のごみはどこからやってくるの?
このような疑問を持つ方にオススメの記事です。
海のごみ拾いに参加してきました
暖かい陽気、この時期は外に出て何かしたくなりますよね。
私たちは春から秋にかけて、「えにわブルーサンタごみ拾い」という活動をしています。青いサンタ姿になってごみを拾って子ども達にきれいな海をプレゼントする」という全国的な取り組みです。
5月14日には、全道48ヶ所で同時開催された『海のクリーンアップ大作戦!』に参加しました。

『Hokkaido海のクリーンアップ大作戦!』
https://mybottle-eco.com/action/cleanup/
普段は、市内での活動が多いですが、恵庭から行きやすい、苫小牧西海岸に行ってきました。
恵庭からは11名が車に乗り合わせて会場に向かいました。
会場には色々な団体さんが来ていまして、200名位いたでしょうか。駐車場30台は満車、バスも乗り入れていました。地元の大学の外国人留学生の方も多くいらっしゃいました。
今年で5回目の開催で、年々参加者が増えています。平日と、週末の2日間で、昨年は参加人数 11,416人、回収したごみは4,170袋でした。今年はさらに増えているのではないかと思います。


マイクロプラスチックの影響


これは、海岸の砂をちり取りですくって、ふるいにかけて、マイクロプラスチックを探しています。
マイクロプラスチックとは、5mm以下の微細なプラスチックのことで、今、海や地球上の生き物に深刻な影響を与えていると言われています。
実際にふるいをかけてみましたが、どれが砂の粒で、どれがプラスチックなのか見分けがつきませんでした。この日は、すくった砂をジップロックに入れて、サンプルとして研究所に送り、分析してもらう、ということでした。
私たちの生活から出たごみが海へ


大きなごみも本当にたくさんありました。
レジ袋、発泡スチロールの箱がボロボロになった破片、壊れた浮き、からまった漁網。バーベキューのあとなのか、カニの殻、焦げた流木・・・。
濡れたごみは重くて、近くにいる方と協力して、引きずって一ヶ所に集めました。服がドロドロに汚れるのを気にせずがんばっている方もいらっしゃいました。
終了後は、回収したごみの前で記念撮影をしました。苫小牧西会場1ヶ所だけで、100袋以上あるように見えました。



砂浜を歩きまわると足が沈んで、一歩一歩が重いです。腰に来た~ といっている方もいました。
一緒に参加したみなさんも、初めて海のごみ拾いができて、良かった~ との感想でした。
私たちの生活からでたごみが、海に行っていることが、目に見えてわかりました。
おわりに
なるべくごみを減らす、出たごみは分別する
外遊びやバーベキュー、お祭りなど、外での活動が増えると、お家で過ごすよりも多くのごみがでます。
一人一人が、なるべくごみを減らす、出たごみはきちんと分別する、を心がけていきたいですね。
来年の開催時には、ぜひみなさんも、参加して頂けるといいなと思います。
FM77.8MHz e-niwa(いーにわ)『えこにわボイス』で放送します
海のごみ拾いの様子は、5月28日(水)9:15頃~放送 FM77.8MHz e-niwa(いーにわ)『えこにわボイス』でもお伝えします。ぜひ聴いてみて下さいね。