ヘチマが海を救うってどういうこと?
ヘチマ水って実から採るの?ツルから採るの?
畑でたわわに実ったヘチマ。10月上旬のこの時期は、ヘチマ水を採ることができます。
順調に育ったヘチマ!
7月末にツルが支柱に絡まり始めました。その後は、暑さもありお世話もせず、2ヶ月ほど経ってみると・・・。
順調に育ってくれていました!ずっしりと重く、50本はあるでしょうか。
まわりの景色は、木々の葉が赤や黄色に色づいています。
ヘチマ水って実から採るの?ツルから採るの?
ヘチマ水は、土から生えたツルの部分から採ります。
持ち物:長靴・空のフタ付きペットボトル・ガムテープ・剪定ハサミ
ヘチマの土から出ているツルを、株元から50㎝ほど残して切ります。
土から出ているツルをボトルに挿して、ガムテープで雨水等が入らないように密封します。
直射日光を避ける場所にボトルを設置して、数週間放置して、ヘチマ水を集めます。
10日後、ヘチマ水が採れました!
10日後に畑に行ってみると・・・。
空だったボトルに、300ccほどヘチマ水が溜まっていました!
目の細かいザルで漉すと、うすい黄色の液体。
ほんのり、キュウリのような匂いがします。
おまけ・・・実を食べてみました。
キュウリほどの大きさの実があったので、収穫して、短冊切りにして味噌漬けにしました。
ヘチマを食べるのは、初めての経験でした。
ヘチマが海を救うってどういうこと?
ヘチマと海。いったい、どんな関係があると思いますか?
食器を洗うスポンジを、へちまたわしに替えて海を救います
プラスチック製のスポンジで食器を洗うと、細かく砕けたマイクロプラスチックが、排水に流れ、海に行き着きます。
それは、長い間分解されずに漂い、巡りめぐって、新雪の中など私たちの身近なところに、還ってきているかもしれません。
できるだけ自然由来のものを使って暮らしたい。そして、手作りで楽しく、自然と触れあいながら、何ができるかな?
そう考えて始めたのが、へちまを育て、たわしを作るプロジェクトです。
2022年はプランター栽培でグリーンカーテン、2023年は苗を買って共同畑で栽培・収穫・加工。
そして今年2024年、共生農のへちま栽培を始めました。
種まき・育苗・定植の様子はこちらです↓
おわりに
ヘチマの実は、全てツルを根元で切り離しました。
たわしにするために、このまま茶色く乾くまで放置してから収穫します。
状態の良い実を選び、種採り用に印をつけました。
冬休みには、ヘチマたわしを作るワークショップを開催予定です。お楽しみに!
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