2025年度の計画が、いよいよ具体化してきました。
今年度は恵庭市、北海道、国、合わせて3つの助成金を申請する予定です。
北海道の助成金『北海道e-水プロジェクト』に応募した事業の打合せに、えこにわ代表、副代表の二人で行ってきました。
bokashiを訪問しました
札幌大通にある活動集積拠点bokashiを訪問しました。


今回の事業の講師をお願いしている鈴木さんは、定期的にお店番をしている場所です。
1階がカフェ、2階がコワーキングスペースになっています。


リーズナブルで身体が喜ぶランチを頂きました。
サバのスパイスカレー、付け合わせにはウコンとココナッツで味付けされたヤーコンの炒め物。雑穀コーヒーは麦を焙煎したものでした。野菜は一部を除き、全て北海道産とのことでした。

2階は多目的スペースとしても使われていて、作家さんの作品や整体スペ-ス、掲示板には多様な分野のお知らせが貼られていて、洗練されていながら手作り感にあふれていました。
3.11 世界との関わり方を見つける
自然保護は心の復興
bokashiを訪問したのは3月11日。この日の晩に、『3.11 今夜少し考えようか 災害や戦争があった時、私たちにできること』というお話し会があり、帰宅後にWeb視聴しました。
宮城での花咲く防潮堤プロジェクト(北の里浜 花のかけはしネットワーク)を代表の鈴木さんが振り返り、
「自然保護なんてしている場合か?」という問いに対し、
「これは心の復興だ」と皆が気づいたと語っていたのが印象的でした。
また、震災後から今まで長くゆっくりと続けることで、北海道と東北の人達が育ちあい仲が深まっていく様子が伝わってきました。

自分たちがゆるく楽しめること
鈴木さんは、数多くの団体の代表を務め、私たちが申請予定の助成制度の常連だそうです。
助成金の本数や金額を拡大しようとした時期もあったそうですが、
「いつまでに何をしなくちゃ」
「報告をあげないと」
と、好きなことのはずが、義務感が出てきて、「それはやめよう」と決めたそうです。
20年続けている、自然保護『手稲さと川探検隊』の活動も、「びっちりと形を決めすぎずに、自分たちがゆるく楽しめること」をしてきた結果、今の形になったとのこと。
この日は、市民団体としての活動のあり方や、自分自身の世界との関わり方を見つめる一日になりました。